2017年11月13日月曜日

ド田舎出身者が教えます!田舎暮らし・地方移住に失敗しないコツとは?


こんにちは。

ホンネブログをご覧いただきまして、有難うございます。

最近、

田舎暮らし

地方移住


が、流行っているようですね。

自治体の中には、移住支援や補助金を出して、田舎暮らし、地方移住をサポートしてくれる市区町村もあるようです。

子育て・教育に関する支援策を強化する自治体が、増えてきた点も魅力ですよね。

都市部は、

住居費、食費など、物価が高いですし、

レジャー、買い物、飲食店など、誘惑もいっぱいです。

その分、稼がなければいけないので、

仕事量

仕事のストレス


も多くなってしまいますからね。

物価が安くて、誘惑の少ない、

田舎暮らし

地方移住


が、人気なのも納得です。

ただ、

目の前が山!という、ド田舎出身の僕に言わせてもらえるなら、

田舎暮らしも、地方移住も、

そんなに甘くないと思います。

田舎や地方での生活を穏やかに楽しむためには、

地域にうまく馴染む必要があります。

都市部には、

たくさんの人がいますし、

たくさんの業者さん、お医者さん、専門家さんがいますし、

たくさんのお店が有ります。

多くの人の中から、

自分にあった人を見つけて、近所づきあい、友達づきあい

ができますし、

多くの業者さん、お医者さん、専門家さんの中から、

自分の条件に合った業者さん、お医者さん、専門家さんを見つけて、依頼や発注ができますし、

多くのお店の中から、

自分好み、予算にあったお店で買い物、サービスの提供を受ける事ができます。

それに対して、

田舎や地方の場合、

人が少ないので、

自分にあった人が、いるかもわかりません。

業者さん、お医者さん、専門家さんも少ないので、

自分の条件にあう事も少ないかもしれません。

お店も少ないので、

買い物や、サービス提供を選べる幅は狭くなります。

田舎や地方での生活には、

メリットだけでなく、デメリットもある点は理解しておく必要がありますよね。

ただし、

デメリットのうち、

お店が少ないので、買い物やサービス提供の幅は狭くなる

という点は、

近年のインターネットサービスの普及によって、

だいぶ解消しているという、事実はあります。

僕の田舎暮らしの友人も言っていましたが、

ネットショップ、ネット通販を利用すれば、欲しい物、欲しい食べ物が手に入る

CDを購入しなくても、音楽はダウンロードできるし、ユーチューブにアップされているケースもある

本を購入しなくても、電子書籍、アニメアプリで、本や漫画が読める

ゲームのパッケージソフトを購入しなくても、大抵のゲームはダウンロード販売されている

リサイクルショップがなくても、メルカリやヤフオクを利用すれば、中古品が郵送されてくる

DVDレンタルショップがなくても、動画配信サービスを利用すれば、すぐに映画、ドラマ、アニメが見られる

という環境になってきましたので、

デメリットというほどの、デメリットではないのかもしれません。

田舎暮らしの友人は、

娯楽施設(遊園地・パチンコ・キャバクラ・ガールズバーなど)や、

マッサージ関係のお店が少ない点は、嘆いてはいましたけどね。

実は、

業者さん、お医者さん、専門家さんも少ないので、自分の条件にあう事も少ない

についても、

インターネットサービス

とりわけ、

クラウドサービス

によって改善されつつあります。

例えば、

専門家である税理士さんのサービスを受ける際、

田舎や地方の場合、

高齢の税理士さんが数人、もしくは隣町にしかいない

というケースは多々あります。

運悪く、近くの税理士さんが、横柄で態度の悪い先生ですと、目も当てられません(涙)

お金を払っているのに、感じの悪い税理士さんと、嫌々付き合うのはストレスですよね・・・

ただ、最近普及してきた、

クラウド会計サービス

を利用すれば、

都市部の若手税理士さんが、スムーズに遠隔対応をしてくれるようになりました。

クラウド会計ソフトのFreeeやMFクラウドは、インターネット環境があれば、

会社の決算情報や、会計情報を簡単に共有できますからね。

お医者さんの診療を受ける際も、

高齢で、怖いお医者さんしかいない地域など、医者選びが限られているケースは多々ありますが、

厚生労働省が、原則禁止だった遠隔治療を解禁したため、

通信遠隔治療サービス

が、今後急速に普及してくると思われます。

少しずつですが、選択の幅が増えていく状況にあると思います。

ただし、

人が少ないので、自分にあった人がいるかわからない

という点は、どうしようもありません。

ド田舎出身者の僕が、お伝えしたいのは、

田舎暮らし、地方移住の成功のポイントは、

地域コミュニティに馴染むこと

という事です。

具体的に言うと、

良い近所づきあいができるか

良き隣人を見つける事ができるか

良き友人を見つける事ができるか

という事につきると思います。

都市部の情報は、インターネットで検索するとたくさん出てくるのですが、

田舎や地方の情報は、あまり出てきませんよね。

こうした地域の情報は、地元の人に教えてもらいながら、

積み重ねるしかないんです。

業者さん、お医者さん、専門家さんも少ないので、自分の条件にあう事も少ない

という点も、

その地域で、仲の良い人を見つければ、

その人と馴染みのある

修理業者さん、建設業者さん、害獣害虫駆除業者さんなどを

紹介してくれると思います。

新規で、業者さんを探したり、声をかけるより、

紹介経由の方が、安心ですよね。

紹介経由であれば、無下にされませんしね。

また、

その地域特有の情報も、教えてくれると思います。

特に季節要因や、害獣害虫対策については、

都市部に住んでいた人が、

驚いたり

悩んだり


嫌になったり


面喰ったり

する、ポイントです。

例えば、僕が住んでいたド田舎の場合、

冬は大雪で、

始発の6時くらいの電車に乗る場合、

本来は、30分程で駅へ行けるのに、

4時に起きて、雪かきをしながら、駅へ行かなければいけない

とか、

夏は、蒸し暑くて、害虫・害獣パラダイスになるので、

ホウ酸団子を大量に作り、

家の隅々、屋根裏、床下に、置きまくったり、

バルサンを各部屋で、

炊きまくったりしないといけない

とか、

その地域特有の、事情や対策というものが有ります。

特殊なケースも、よくあります。

「〇〇山の麓まで、獰猛なイノシシが出没し始めたから、注意が必要だよ!」

「〇〇川近くのアヒルが、攻撃的で襲ってくるから要注意!」

「〇〇山の山道の入り口に、スズメバチが大量にいるから、ハチの巣があるかも・・・」

といった情報も、その地域の人にしかわかりません。

ツイッターで、情報を公開してくれる人もいないですし、

地域の人から、聞くしかないんですよね。

今話題の農業ビジネスや、小売店、飲食店を始める場合は、

利害関係者、関わらなければいけない人も、増えてきます。

万が一、その地域に馴染めなかったら、

良いサービス提供をしても、どんなアイデア、行動力があっても、苦労すると思います。

では、

どうすれば、その地域の人と良い関係を築けるのでしょうか?

ド田舎に住んでいた際、

なかなか、地域に馴染めない人はこんな感じの人でした。

・近所づきあいが下手な人

その地域によるかもしれませんが、

田舎や地方の場合、近所づきあいを大事する傾向が強いです。

挨拶はもちろん、

草むしりを手伝ったり、

荷物の移動や、家の模様替えを手伝ったり、

する事は重要です。

仲良くなってくると、

田んぼや、畑で採れたものを頂く事も増えてきますが、

貰いっぱなしはダメです。

たまには、

旅行に行った際に、おみやげを買うとか、

得意料理をおすそ分けするとか、

をした方が良いと思います。

・「広いですね!」を連呼する人

都市部から、田舎、地方に来られる人は、

あらゆる場所で「広さ」に感動されるようで、

「お庭が、広いですね~」

「玄関が広くて、素敵ですね~」

という様な、会話をされる方がいます。

都市部においては、最高の褒め言葉だと思うのですが、

田舎、地方では、褒め言葉になりません(苦笑)

正直、

「馬鹿にしているか?」

と、思う事もあります。

人によっては、

「ここは、田舎だから広いんだよ・・・」

「このあたりは、都市部と違って、地価が安いからね・・・」

と言って、気分を害されるケースもあります。

お庭の広さや、玄関の広さではなく、

お庭にある植物や、玄関の飾りなどを褒めた方が良いです。

「こちらのお庭の木は、とても立派ですね!なんという木ですか?」

「玄関で拝見した絵画が印象的でした!どうされたのですか?」

といった会話の方が、自然だと思います。

・方言を受け入れない人

たいていの田舎や地方には、方言があります。

僕は、小学校の時に50kmくらい離れた場所へ、転校した事があります。

ド田舎からド田舎ですが(笑)

衝撃的だったのが、50kmくらいしか離れていない地域なのに、

会話が理解できないくらいの、方言でした・・・

正直びびりましたね。

不安や、孤独でいっぱいになったのを覚えています。

都市部から、田舎や地方に移住される方も、

方言に戸惑う人は、多いと思います。

ド田舎に住んでいた時に感じたのが、

都市部からの移住される方の多くは、

方言を受け入れない傾向がある事です。

郷に入っては郷に従え

という、ことわざがありますし、

地域に溶け込むためには、方言を受け入れる気持ちは大事です。

出来る限り、

地域の方言をマスターする気概を持つことをお勧めします。

最初は、恥ずかしくて、たどたどしい感じでも、

地元の人から見ると、

「方言を覚えようとしているんだな」

「この地域に溶け込もうと、努力をしているんだな」

という印象を持ちやすいです。

僕が、小学校に転校した際も、

その地域の「方言」を完全マスターした頃には、

小学生生活が、楽しくてたまらなくなっていました。

最初は、語学を変更するくらいの覚悟が必要かもしれませんが、

努力は報われると思います。

・地域で人気のスポーツチームを受け入れない人

田舎や地方には、娯楽要素が不足しています。

そうした影響もあり、その地域に根差した「スポーツチーム」に人気が集中する事があります。

例えば、プロ野球球団や、Jリーグチームなどです。

都市部の人が、びっくりするくらい、応援している人が多いです。

正直、ひく人もいると思います(苦笑)

ただ、出来るだけ、その地域に根差した「スポーツチーム」を応援する事をお勧めします。

そうする事で、自然と連帯感が生まれ、仲間や友人が増えると思います。

どうしても嫌いな球団、チームで、応援したくない場合でも、

ライバル球団、チームをあからさまに応援するのは危険です。

家で、こっそり応援した方が良いかもしれません。

仲良くなるどころか、嫌われるリスクがありますからね・・・

以上が、長くなってしまいましたが、

ド田舎出身者の僕が感じる、

田舎暮らし、地方移住に失敗しないコツです。

慣れてしまえば、

田舎や地方にも、魅力はたくさんありますし、

都会暮らしでは味わえない刺激を

人生に与えてくれると思います。

以前の会社の同僚が、東京でしか育った事が無いのに、結婚して四国へ旅立ちました。

最初の6か月は、辛かったみたいですが、

今では、すっかり溶け込んで、楽しんでします。

「自然最高~」

「景色最高~」

「食べ物最高~」

「空気最高~」

といった感じです(笑)

田舎暮らし、地方移住も、慣れてしまえば、

住めば都

です。

(関連記事:兵庫県山陰地方に移住した友人に聞いた田舎暮らしのメリット・デメリット

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